こんにちは♪
先週は2泊3日の楽しくはない旅に出てブログを休んだひかるです
インスタグラムの投稿から心配をして下さり、メッセージや連絡など下さった皆様、本当にありがとうございました♡
インスタグラムの投稿もお休みしようと思ったのですが、「ブログ休まず頑張りまーす」なんて書いてあってしまったので
言い訳の要素満載でインスタ投稿してしまいました😅
すみません。

赤電の見える部屋での2泊3日
旅の目的は“不機嫌な虫垂”との別れ
泊まりにならないように救急外来のドクターという名の添乗員さんに頼みましたが
私の虫垂さんの不機嫌を日帰りで治めると後日、もっと不機嫌になり、更に長い旅になるかも、という説明を受け
旅に参加シマス…の同意書にサインして、どんな旅になるのかも漠然としたまま出発して参りました
旅に必要との事で
身体から赤い液体を数本抜いて、
身体の中が透けて見えてしまう写真を撮り
旅衣に着替え、と淡々と進み
氣がつけば次の添乗員さんの
「麻酔医でーす」の挨拶に迎えられて出発
全身麻酔という名の意識トリップに参加された事がある方も多々いらっしゃると思いますが
氣持ちよくは…ない…。
つねっても痛い身体を切っても目が覚めない状態にするって、やはり、凄い負担なんだぁと
目が覚めて
物凄く氣持ち悪いし、痛いし、動けないし、喉は渇いても水も飲んではいけない
なんと…苦行(泣)
昨夜のみぞ落ちの痛みよりも遥かに上回る苦行
不機嫌にさせてしまい別れざるをえなかった虫垂さんとはいえ、我が身の一部
別れは簡単では、ないのね…
と、
吐き気止めを入れてもらって少し楽になったけれど、ほぼ寝られず迎えた明け方に思っておりました

朝を迎えても
この旅は帰りたい時を自分で決められない
帰りの切符を出してくれるのは
血液検査の“数値”という名の車掌さん
2日目、
昨日より数値が良くなっている事を願いつつ
再び朝イチ、赤い液体をチューっと2本提供しまして、
再び、寝ても座っても痛いお腹と頭痛を抱えて時間が過ぎるのを待つばかり
旅ならば心待ちなハズの食事も
修行のような氣持ちになるばかり
看護師さんという名の優しく忙しいガイドさんとの会話は痛みと熱と血圧の事ばかり
やっぱり
ありきたりですけども
普段の生活の有り難さをしみじみ…しみじみ…
食べる物も
場所を移動する事も
余暇の時間に何をするかも
当たり前になっている自己主張と自由の有り難さ
も
しみじみ。
普段は割と前向きで、その場での過ごし方をプラス模索できるタイプですが
やはり痛みはメンタルを落とす模様
明日は帰れるかなぁ〜
そればかりを考えて迎えた21時30分消灯

旅になる3日前に
約1年越しで予約が取れた鰻屋さんでの皆んなとの楽しかった食事
を
思い出すのも身体が、まだ拒否するなぁ
と迎えた3日目の朝
笑顔のガイドさんがまたまた赤い液体を抜きにやって来たのが6時30分頃
のち、待ってました!
最初の添乗員さん救急外来のDr.登場
「元気そうじゃん」
「数値次第だけど大丈夫そうだね」
心の中でガッツぽ〜ず!!
身体や表情の多少の演技はできても数値だけは騙せないのではありますが
大丈夫そうの言葉で私の心は既に帰路についたようなもの
数時間後
無事に優しいガイドさんから“退院”という決定打を頂き
痛てて、と言いながらもそそくさと旅着から着替え、お世話になった寝台を整え、イケヤのお迎えを待つばかり
最後の担当になった若い看護師さんに
「本当に嬉しそうですね〜退院」と半分呆れられ
2泊3日のお別れ旅を完了
とはいえ
まだ3日なので普段通りとはいきませんでしたが
お客様や友達から
焦るな!
動きすぎるな!
日薬よ!
などなど優しく、私の性格をしっての戒めのアドバイスと言葉を頂きまして
無事に1週間過ぎております
今回の2泊3日も
良き経験♪と思えるようになったのは
普段に近い生活と
仕事ができる事、食欲がある事、人との会話
日々の当たり前になり過ぎているけれど
大きな幸せのお陰
半世紀の間、文句も言わず
大腸菌を助けるという大役を担ってきた虫垂さんとの別れ旅
我が身の一部に感謝しつつ
良き良き経験になりました
ぼちぼち
今回の旅の収穫をまとめていこうかと思います

3日ぶりのカモメさん
私を見ても喜びもしませんでしたが(笑)
忘れてはいなかった模様
癒してくれているつもりなのか?
「かまえ」と言っているのか?
いつもより、くっついてます。