2024-06-23

香りか、香るのか、匂うのか

こんにちは♪ひかるです

湿度、出てきましたね

梅雨でも

雨がシトシトと蛙の鳴き声は好きなんですけど

湿度は、どうにも好きになれません

あの、床とかがベタっとした感じがゾワゾワしてしまいます

洗濯物も乾きにくいし…乾かすの失敗すると

クチャくなってしまうし…

お店のタオルやキャップをいかにうまく乾かすか?

この時期の1番の悩みかも…

私達に限らず皆様どうでしょう?

でも洗濯機がかなり優秀になってきてくれているので、そんな悩みがない方も増えてるのかしら

と、

今回はちょっと”しつこく“香り・匂いについて書かせて下さい~

先日、15年以上使えていた自宅の洗濯機と

さようならしました

新しく迎えた洗濯機は静かだし機能増えてるし

お利口さんです

今は洗剤自動投入機能が当たり前らしく

その理由が

“洗剤使い過ぎの人が多すぎるから”

だと、担当してくれた人は言ってました

きっとメーカーさん側の他の理由もあるのでしょうが、その理由に大きく頷いてしまった私達

正直、言います

洗濯洗剤・柔軟剤の過剰な匂いが苦手です(泣)

1m離れても強く感じるのはツライ…

香りではなく匂いの拷問と感じてしまいます

心地よく感じるのは→香り

それ以外は→匂い

ではないかと。

洗剤に使われている香料は簡単にいうと

化学物質ですよね

目に見えない小さな小さな匂い玉です

匂い玉なので繊維のような布や

例えば皮、合成皮革などの顕微鏡レベルの

”溝“に入りこんでいきます

石油から作られているので油です

油なので、どんどんどんどん蓄積します…

イメージでいくと匂い玉のコーディング

洗う度に玉の数が増えて、増えて

コーティングが厚くなっていく…

沢山使うと、しっかり落ちるとか

嫌な匂いが取れるとか思いがちで

それが習慣になって使い過ぎてる

適量を超えると、それは、ただの匂いのついた油を洗濯物に染み込ませているだけで洗濯物はキレイにならない

なので、その適量を自動投入機能に覚えさせて

適量で綺麗に洗濯する為だそうです

使い過ぎ防止には大賛成です

匂い過ぎ問題、重大です

洗剤、柔軟剤の香料は匂い玉なので引っ越します

触れた物、空気中に。

また正直に言いますと

店の椅子やタオルや膝掛けに、その匂い玉が

引っ越してきますと

還元水で水拭きしても、洗濯しても

なかなか簡単にとれないんです(泣)

お客様の中には香りに敏感やアレルギーの方もいらっしゃるので

匂い玉の除去には悩まされています

それから

身体の面から見ても良くない…

1つは、肌に悪いかと

洗濯した洋服にタップリと着いてる匂い玉が

肌に引っ越しますから、痒み等のアレルギーの原因の一つになり

もう1つは嗅覚の麻痺ではないでしょうか

嗅覚は五感の中でも特に原始的です

味覚は嗅覚がなければ曖昧になります

香りで病を緩和する医療もあります

そして記憶を呼び起こすのは香り、嗅覚です

けれど、その嗅覚もずっと同じ又は強い”匂い”に占領されてしまうとボヤケてしまいます

レストランで美味しい料理が運ばれてきても柔軟剤の匂いが混ざる(泣)

お天気の良い日に太陽の匂い、てはなく洗剤の匂い…

場所や人の記憶に結び付く匂いが、ほぼ同じような匂いって…

私は昭和人間なので、今ほど匂いの洗脳をうけていないので、香料に関して違和感を感じられますが

子供の頃からずっと多くの化学香料の匂いに慣らされていたら、嗅覚はきっとボヤけているはず

味覚や危険の察知や記憶に深く結びつく嗅覚を侮ってはいけないと思ってます

そうは言っても、人の機能の柔軟性や進化力は想像を超える事が大きいので、私なんぞが心配する事ではないのかも、しれません

ただ、その匂い文化に身体や心が順応できなくて苦しい人もいますよね

視覚・聴覚・触覚・味覚は

見ない、聞かない、触らない、食べない

と選択肢が、まだ何とかありますが

嗅覚、匂いは息を止めるしかない…

逃げるのが難しいです

なので香害なんです、害。

わかっているなら

出来る事は、先ずは自分だけでも精神で

使うものを選ぶようにはしています

お店の洗濯洗剤は無香料で海に還り易いもの

文頭に書いたタオル等クチャい対策は頭悩ませ頑張ってます!

ただ、美容室なのでカラーやパーマの匂いは、せめて匂いが少ない物、無香料を選び

掃除は洗剤ではなく還元水

施術に使う香りは天然オイル

香害を意識すると、身体にも優しい

自宅の洗濯洗剤は香り有りですが

洗浄成分も香りも天然のものを探して

偶に代えてます

今回は洗濯機が変わったので洗剤も、と

初のペーパータイプ

シート状の時は、なかなか香るので

最初、失敗したかな、と思いましたが

脱水完了で取り出す時は、ほぼ香りませんでした

またまた私事ですが

タオルや綿繊維の物をお天気が良い日に干した時の、あの太陽と土の混ざったような

“香り“が大好きなので

洗剤の匂いは最、最小限。

なら、なぜに無香料にせんのか?

飽きました(笑)

ずっと無香料石鹸洗剤系を色々と使ってきましたが

近年、国産でも天然香料の洗濯洗剤が増えてきたので試してます

洗濯中は少し香ると気持ち良いので

今回のペーパー型?は

半分に切れるので水量により調節できます

溶け残りもなかったです

手洗いもイケるそう

香り以外も選ぶポイント色々あります

そんなも含めて洗剤談義して下さる方募集中!

今回も、しつこいブログでした(汗)

でも、改めて日本語って良いですね

香りと匂いの違い

日本人は使い分けてます

そして[香る]は

[香りがする]よりも

ニュアンスが

繊細です

最も原始的な感覚である“嗅覚の繊細さ“も

失わない生活をお勧めしたいです


最後の写真は

陶芸家 市橋美佳さん

俳人 鈴木しづ子さん

両作品を優しく美しく混ぜ合わせた

私の好きな作品本と

市橋さんの作品です

お店にありますので、ご覧になって下さい

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